ついでの裏話(^^;
女性の建築士さん・・・増えましたね〜!嬉しいことです(^^)
でも、女性だから
することすること大変なことが・・・
そんな
裏話です。
時は10年以上前、場所は東京。
私が勤めた設計事務所に
女性建築士がおりました。
彼女もまた分譲マンションなどの設計に疑問を抱きながら携わっており・・・
疑問とは、まぁ、バブルの時代色々なことがあるわけで・・・(^^;

そんな彼女に
確認申請を出している役所の担当者から夜の7時電話がありまして・・・まぁ普通は5時前に電話が来るのですが、まれに忙しい担当者などは、こういうことがあるわけで・・・電話で何やら話し、電話を切った後、彼女がこちらを見ます。

なんせ、机が
隣同士・・・一方的だけど電話の内容も聞こえます(笑)
「そういうことは、確認申請が降りてから・・・」
という言葉が気になりますねぇ(^^ゞ

そして彼女の口からは
期待通りの言葉
個人的に食事でも・・・だってさ〜(^^;」(爆)

で、彼女は「確認申請が降りてから」という、裏返せば「
確認を早く降ろせよ(--メ 」というメッセージを込めた返事をしたのです・・・やるねぇ〜(^^)
で、翌日の午後・・・
「確認申請が降りましたので・・・」との電話!
はやっ(^^;
っていうか、降りる直前に電話してきたんかな?という彼の
策略も感じます(笑)

で、その日の夕方・・・同じ役所に用事のあった
が受け取りに(^^)
私の用事は本来なら翌日に予定していたのですが、彼女を守るため・・・というか、どんな男か見てみたいっ!という
好奇心から繰り上げ当日と相成りましてございます(笑)

カウンターで物件名を言ったら、担当者が持ってくるシステム・・・待っていたのが彼女ではなく私で、さぞかし
ガッカリしたでしょうねぇ?担当者さん(笑)

その担当者さん相手に私の担当物件の事前相談をしていて気が付いた・・・彼の左手
薬指には銀色に光るものが・・・はて?既婚者ですか〜?
ってことは、彼女は「つまみぐい」のお相手?
ふってぇ〜やろ〜だっ(--メ
などという言葉が喉まで上がってきましたが、まぁ、ここはひとまず事務所に帰還いたします。
事務所に帰ると、既に彼女に電話があったらしく・・・これまた早っ(^^;
「ちょっとしつこいかも・・・(--メ 」と彼女が申します。

書き忘れましたが、彼女は長〜くつきあっている男性と結婚を前提とした共同生活を送っているわけで、既婚者の彼がはいる隙間など当然のごとく有りません(^^)

で、彼女は、そういう誘いを
断るがために会う約束をしたそうです。

その週の週末、彼女は彼と会いました。
で、「こ〜いうことは
困りますし、職権乱用です!」と申したそうで
彼も「じゃぁ、この物件が完了したらもう一度考えてください」と。
まぁ、しつこいというか本気というか・・・(^^;

もちろん、彼とはその場で「じゃぁ、さよ〜なら〜」ということで、近くの喫茶店で待っていた私と合流(笑)その夜は終電まで飲みまくりました(*^^*)
数日後のある日、彼女の物件で変更が出ます。
それは施主の要望で壁を移動したり、バルコニー形状を変更したい等々。

実は、彼女の物件は小規模開発行為(市の条例で定めた開発行為)に該当するものでして、都市計画法の開発行為に該当するかどうか紙一重の物件です。
ゆえに、様々な内容が盛り込まれているのですが・・・変更に伴って「
非常にマズイ」ことが発覚・・・っていうか、見つけちゃいまして(^^ゞ

事務所の皆で知恵を絞り・・・悩むこと数時間。なんとか施主の要望に沿うように、そして開発行為にかけないようにする方法を考案。ちょっと無理がある案(安全性は問題ないけど、法解釈において・・・ということです)なのですが、なんせ、開発行為に該当するととんでもない時間がかかるので、かけるわけにはいかないのです。

この物件、某メーカーの社員寮でして、3月までに竣工しないと新入社員が途方にくれるというもので・・・今でギリギリ・・・もし、開発行為に該当しちゃったら半年は遅れるかもって感じでした(^^;

この案が認められなかったら、変更は諦めることを施主にも了解をとりまして、
翌日彼女は、その案をもって、会いたくも無い彼に相談に行くことに(^^;

その「ちょっと無理のある考案」を既婚者である担当者に相談・・・すんなり
OK(爆)
心配になった彼女「でも、これって検査時にダメって事になりません?(^^;」
担当者「
僕が検査に行くので大丈夫です(^^)」

こっちとしては助かったけど・・・これもひとつの
職権乱用?(^^;
*
で、工事が始まり、最終検査まで後数週間といった或る日のこと。
事務所に1本の電話・・・そう、あの
担当者さんから彼女への電話です。

「僕、
移動になっちゃって・・・逢えなくなっちゃいます。やっぱり、こういうことは良くないですよね。お元気で・・・(;;)」といった内容だったらしいです。
律儀というか何というか・・・(^^;

彼女はホッとした反面・・・ちょっと不安が・・・。
担当者移動=検査は誰が???

で、工事も終わり検査の日がやって参りました。既に消防の検査などは無事終わっておりますから、この検査が
最終的な検査となるわけです。

やって来たのは、係長+見たからに新人さんと判る若いお兄さん(と、彼女は申しておりました)だったそうで・・・特にこの若いお兄さんは隅々まで舐めるように確認をしていたそうです(^^;

で、結果は「
問題なし!」ということで、数日後「済証」が発行されました(^^)
検査中、ちょっとハラハラした場面も有ったという彼女ですが、なんとか無事引き渡せて良かった〜ということで、めでたしめでたし・・・です(^^)
女性ならではの得すること損すること大変なこと・・・数を数えたらきりが有りません。特に若い頃には、現場に行けば、職人さんからのセクハラ(?)とか、忘年会に行ったら「お酌」させられたり・・・。

私がまだ20代前半だった頃、とある現場の忘年会に行ったとき、酒癖の悪い
現場監督に絡まれて酷い暴言をはかれたことがあります。(^^;
(本人は全く覚えていないらしいです・・・ズルイぞっ!)
普段は「
先生」という皮肉をこめた呼び方(こう呼ばれると虫唾が走ります)をしていても、酔うと本音が出るのでしょう(^^;

でも考えてみれば、40代なかばの男性が仕事とは言え20代の・・・しかも、キャリアの少ない女性に気を使って接しているんですから、そのストレスは凄いでしょうね。
今となれば、その気持ちも理解できます(歳とったかな〜?)

そう扱われない為にも、私たちは知識という
感覚経験といったで、そういう社会に立ち向かっているんですよね〜!
って、ちょっと
大袈裟だったかな?っていうか逆?(^^;
でも最近、住宅の設計を主にしていて思うことは、女性だからこその感覚を必要とされているんだな〜ということですね。
だいたいが、住宅の設計を主に仕切るのは「
奥さん」であることが多いですから、同じ女性として感性が一致すると、とても話が進みやすいのも事実ですし・・・(^^)

ということで、全国の女性建築士さん!がんばりましょ〜ね〜(^^)/~~~
※この話はノンフィクションですが、私の思い込みと10年以上前の記憶の曖昧さより構成されていますので、使用上はご注意くださいませ(^^)
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一級建築士事務所 設計処 櫻