IHクッキングヒーター VS ガスコン
昨今の新築住宅でのガスコンロの割合
う〜ん・・・
2割くらいでしょうかねぇ?(^^;
オール電化の住宅も増えていることも有るのでしょうが・・・
あなたなら、どちらを選びますか?
「お手入れが簡単です」「安全です」が売りのIHクッキングヒーター。最近のモデル住宅の殆どがこれだと思います。先日、コラムにも書いた住宅祭では4棟中3棟がこれでしたし・・・実際、好まれる方が多いですね。

でも、以外に知られていない
IHクッキングヒーター=電磁調理器=電磁波の影響。
そうです。携帯電話や高電圧線などで問題になったあの電磁波です (^^;

IHクッキングヒーターカタログ取扱説明書より
心臓用ペースメーカーをお使いの方は、本製品のご使用にあたって、医師とよくご相談ください。
・・・という説明書がメーカーのカタログにも有ると思いますが、やはり何らかの影響は有るようです。放出される電磁波を数字で表したデータもありますが・・・それを見ると、なかなか驚いてしまいます・・・マジ?(^^;
世界保健機関の協力機関である国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が、短気の急性暴露による健康影響を考慮して98年に定めた、安全ガイドライン(0.0625ガウス)を、全製品が上回り、最高16.2倍、最低でも6.4倍となった。
-----(中略)-----

同工業会は「最小の口径の鍋を使うなど、実験はかなり厳しい条件下で行われている。標準的な使い方ならガイドラインはクリアできている」と説明する。
鍋が大きいほど電磁波は漏れにくい
日本子孫基金では、使用中に生じる電磁場からの影響を小さくするには、@プレートを覆う鍋底の面積が大きいほど電磁波は漏れにくいため、説明書が定める範囲で口径の大きな鍋を使うA調理器から離れるほど電磁場は弱くなるので、20a以上の距離を取る――などとアドバイスしている。

(2002/4/8 読売新聞掲載記事)
高齢者に多い「火の袖への燃え移り」による火傷や消し忘れがガスコンロよりは防げる率が高いため、安全と思われているIHクッキングヒーターですが、高齢者の使用頻度が高いペースメーカーに対する影響があったとは・・・皆さん、ご存知でしたか?(^^;
でも、この電磁波。実は、私も今、浴び続けております(^^;
放出元は
パソコンであったり、携帯電話であったり・・・。ほとんどの電化製品からはこの電磁波が放出されます。そうそう、パチンコ台からも出ているらしいです(笑)

1日にコンロの前に立つ時間は3時間ほどでしょうか?そういった観点からすると、あまり気にしなくても良いのかもしれませんが、やはりペースメーカーを使用している方や使用する確率が高い方は考慮されることをお勧めします。
止まっちゃったらシャレになりません(^^;

ちなみに、私が知っているおばぁちゃん
『パチンコ台からの
電磁波でペースメーカーが止まったらどうする!』
と皆に言われながら
『パチンコ中に死ねたら
本望じゃ!できれば勝っている時が良い』(^^)
と言いながら毎日パチンコ屋さんに出勤しておりました。
おばぁちゃん、元気ですか?(^^;
建築コスト上はどうでしょう?
オール電化+IHの場合と、そうでない場合では違いますが・・・一般的に多い、灯油ボイラー+IHの場合で言うと、まず200V動力引き込み工事というのが必要です。ただ、これはガスの引き込み工事とさほど変わらないので気にしなくても良いでしょう。器具の価格はIHの方が若干高めです・・・が、最近では各メーカーが値下げをしているのでそれほど差がなくなってきました。ようは、お客さんが
自由に選べるようになったということですね。良い傾向です。ただ、オール電化住宅でコンロだけガスとなると、コストは高くなりますので、ご注意くださいませ(^^)
ある日のこと
『全然
ダメなんですよ〜(TT)』とは、釧路ガスの営業担当者。
IHクッキングヒーターに圧され、最近の
戸建受注は減少の一途を辿っているようです・・・大昔、殿様のような商売を展開してきたガス会社も悲しい現実を受け止めるしか無いわけですね。う〜ん(^^;

特に、釧路のような極寒地では、ガスの暖房では心許ないし、ランニングコストが高い。
故に灯油暖房やオール電化となるわけです。
関東などではガスによる冷暖房+給湯・・・なんてのも有るんですけどねぇ・・・いかんせん、極寒地の戸建住宅では・・・無理っぽい話でして・・・(^^;

そんな釧路ガス、近い将来「
天然ガス仕様」に変わるらしいのですが・・・実際のところ、何がどう変わるのかは、わかりません・・・料金が下がるなんてことにはなるんでしょうか。そうなると、とっても嬉しいですけどね。

そういう情報を皆さんにわかってもらう為にも
HPを作ったら?って営業の人には言ってるんですけど・・・なかなか無理なようで・・・安くHPを作ってくれる人を紹介しましょうか?釧路ガスの社長さん、是非ご検討ください(^^;

こんな環境の中、ガスコンロも
進化しております(^^)
IHの『お手入れ簡単IH』に対抗するように、『お手入れ簡単・高カロリーバーナー』なんてのも出てきています。確かに、以前のガスコンロの『掃除が大変』とはイメージが違う商品ですね。一見の価値ありですよ!

私的には、中華鍋でチャーハンをチャッチャ!鍋振りまわし〜(爆)が好きなほうなので、使うとしたらガスコンロでしょうかねぇ〜(^^)
結局のところ『お客さんが選べる』ということなんです。
ということは、選ぶ基準としての
知識も要求されるわけです。
こういった情報はネット上でもたくさん有りますが、偏った情報にとらわれず、自分に必要なものはどれかということを考えるようにしてください。
それが良い家を建てる
基本です(^^)

ちなみに・・・災害時の復旧の速さを考えると、電気が一番早いそうです。次いで水道、ガスとなるわけですが、ガスの場合は復旧までの期間、調理用のガスボンベを支給するそうです。給湯は無理なようですが・・・。

で、オール電化やIHについて良くある質問
停電になったら不便よねぇ?」
確かにオール電化では停電になったら、貯められているお湯以外の供給はなくなります。その他の場合はガスコンロは火が付きますが・・・
電源がとれないのですからストーブもボイラーも動きません。冬季間にそうなったら、ポータブルの灯油ストーブを使用するしかないわけで・・・このあたり、どうなんでしょうねぇ(^^;
余談
エコカーで
水素を燃料とした車が今後増えていく?とか。
環境を考えたとっても良い発想ですよね!(^^)
でも・・・このエコカー、寒冷地仕様とする技術が今のところ開発されていません。
ということで、
北海道では無理らしいです(TT)
なんでも・・・
凍ってしまうんだとか?
極寒地というのは環境保全にも協力できないんでしょうかねぇ・・・あぁ〜悲しい(^^;

とは言え、いつかは寒冷地だからこそできるエコライフというのが開発・定着することを祈って、今回はここまで(^^)

北の国からで有った「牛のうんち→ガス→発電」なんてのは・・・どうなのかしら?
なんてね・・・ (^^ ゞ 
←もどる

一級建築士事務所 設計処 櫻