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私は以前、このコラムで「住宅の適正価格」について書いたことが有ります。
その中で「儲けのない仕事を受けるしかなく、その分工事の手抜きも有り得る」ということを書きましたが、こういうことは全ての事に言えるのではないかと私は思います。
食品でも衣料品でも企業は安い商品を提供する為に色々な企業努力をします。低価格競争についていく為に、仕入先や労働力を海外などに求めます。その結果、国内での生産が減少し、失業者も増えていきます。そして更に厳しくなるとTVで騒がれるような事をするしかなくなっていくのですよね。(^^;
私の親世代が良く言う言葉に「これだけコンピュータ化されると人がいらなくなるから、これから失業者が多くなるねぇ」というのが有りました。皆さんも一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか?(^^;
確かに、これも今の失業率に反映していることだと思いますが、、これらは発展する上で必要なことだったわけで、だから不景気になったというものでは無いのですよね、きっと。 |
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物が安くなるということは、巡り巡って自分の収入にひびくこと...公務員の収入も減少する時代です。もう少し掘り下げて考えなければいけません。
私は経済を専門的に勉強したわけでも有りませんし、政治を熟知しているわけでもないので、学問的に詳しいことや日本全国を視野に入れてのことは言えませんが、私の住んでいる北海道釧路地方にて考えさせられることについて書きたいと思います(^^)
北海道釧路といえば、最近では宗雄ちゃん事件や太平洋炭鉱の閉山などで知っている方も多いのではないでしょうか?そんな釧路も昔は水産水あげ高日本一!などと景気の良い時代もあった、釧路湿原と丹頂鶴でちょっと有名(?)な人口20数万人(近郊の市町村を含む)の街です。
そして今は...炭鉱の閉山に伴って失業した人が溢れたまま再就職先が決まらず、それに追い討ちをかけるように倒産する中小企業が後をたたず、そして公共工事縮小に伴っての倒産や失業者がもっと増えるであろうと予測され、仕事先を求めて都市部への人口の流出が心配される...という最悪な状態です。
皆さん、認識してますか?(^^; |
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そんな釧路でも大きな建物が建ったりしています。ショッピングセンターなどの店舗が多いですね...もちろん都市部の大手建設会社の施行ですけど(^^;
釧路にも、ある程度大きな工事ができる建設会社は存在します。なぜ、地元建設会社や地元業者が喉から手が出るほど仕事が欲しい時期に受注できないのでしょう?
聞いた話によると、大手建設会社は地元建設会社では受注できないような低コストで受注しているらしいです。そんな価格ですから、例え地元の会社が下請けで受注したとしても死活問題になってしまうそうです。
バブルの時代、「そんな小規模の工事なんか受けられない。地元の業者にやらせろ」と豪語していた大手ゼネコンが今は地元業者の仕事を奪う(?)時代なのですから凄いです。こうも変わるものなんですかねぇ...それとも未だ裏でお金が動いちゃってたりするのかなぁ(^^;
地元建設会社の企業努力が足りないからさ!ということも言えるかもしれませんが、なんせ資本力の違いというのが有りますから、一概には言えませんよね。大手ゼネコンの中には不良債権が多すぎて倒産すると銀行まで傾いちゃうという理由で倒産させられないところも有るみたいですし...(^^; |
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ここで考えられることは、もしコストの面で折り合いがつき、地元建設会社が赤字が出ない程度で請負い、地元業者が赤字が出ない程度で受注できれば、地域的な活性化に繋がっていくのではないか?ということですが...どんなもんでしょう?
嗚呼、そんな簡単にいくわけがないという言葉が聞こえてきそうです(^^;
そう、そんな簡単なことでは無いかも知れませんが、そういって諦めることが良くないと思うのです。地域活性化のために横や縦のつながりを強靭にして地域として考えなければならない時期なのではないかと思うのです。
建設協会、商工会、市町村...そして住民が地域活性の為=自分達の生活の安定の為に行動を興さないと、今の状態のまま流されていくことになってしまうような気がします。これ以上、失業者(働きたくても働く場所が無い人。働く気がない人は除く)を増やすことのないように、何かを始めなければ...。 |
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例えば、地元企業が倒産あるいは困窮した場合は税金(国、道、市町村)の未収や滞納が多くなります。それは失業者個人にも言える事です。今の時期、税金で悩んでいる方も多いことでしょう。逆に、企業が健全であれば失業者も増すことなく税金は徴収できるでしょう(脱税を抜かしては...)。
だとすれば...そういう方向に進むべく指導や支援をする公共的な機関をもっとつくるということも一つの方法のような気がします。これは、公共工事を多くしろとか、企業に対する低金利の融資枠を拡大しろと言うことでは有りません。融資を受けても仕事が無ければ意味の無いことなのですから(^^;
ようは、地域で出来るものを外部に流出させない方法を考えようということです。技術的な問題が有ったりする場合は仕方がないことですが、それでも、工事に参加して、そういった技術を身に付けられることも考えられますよね。そういったことに対する支援や指導をする何らかの形を整えられるとすれば、それが公的なものであろうと民間のものであろうと良いとは思いますが、公平的な立場を...と考えると、それは公的なものかもしれませんよね。公的なものが公平なのかは少し疑問が有りますけど...(^^;
ただ、この考えは一歩間違うと、とても危険な思想になってしまう可能性も有りますから、慎重に進めなければいけませんし、そういった工事を発注する方々の同意も受けなければならないので、とても難しいとは思います。が...それでも、こういったことを考えてしまう私って...変なのかしら?(^^; |
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私は建設業界のほんの一部しか知りませんから、こういう事しか書けませんが、他の産業や商売の方も色々と有るかと思います。観光産業にしてもそうですけど、そういった身近なところから、もう一度考えてみませんか?
日本は、食品でいえば消費量の60%を国外生産に依存している国です。建築で言えば、原材料のほとんどを輸入に頼っているようなものです。素晴らしい観光地が有るにもかかわらず海外旅行者が国内旅行者や海外からの旅行者の数十倍というのが実情ですから、一地域のことでは無いようにも思えます。が、まずは身近なところから考えて行けたら良いなと思います。
そうすると「どこが不景気なのか判らないんだよな〜」という考えも変わってくるんじゃないのかな?なんて思うんですけどねぇ、どうでしょう?(^^; |
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| このコラムは、かなりの部分に私の主観・感想・思い込みなどが多々盛り込まれていますので、使用上は充分ご注意ください(^^) |
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